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09月26日-05号

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  1. 八千代市議会 2018-09-26
    09月26日-05号


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    平成30年  9月 定例会(第3回)平成30年9月          八千代市議会会議録 第5号第3回定例会 ---------------------------------出席議員(26名)  議長    西村幸吉     副議長   林 隆文  議員    伊原 忠           三田 登        高山敏朗           小澤宏司        松崎寛文           橋本 淳        河野慎一           末永 隆        立川清英           堀口明子        原 弘志           山口 勇        奥山 智           塚本路明        木下映実           正田富美恵        植田 進           菅野文男        成田忠志           林 利彦        緑川利行           横山博美        江野沢隆之          伊東幹雄 ---------------------------------出席事務局職員     事務局長         出竹孝之     議事課長         津花謙一     議事課主任主事      杉本尚己 ---------------------------------出席議事説明員     市長           服部友則     副市長          伊勢田洋彰     教育長          加賀谷 孝     事業管理者        高橋次男     総務企画部長       山口清孝     財務部長         川嶋武宣     健康福祉部長       田口定夫     子ども部長        立石 巌     生涯学習部長       林 雅也     安全環境部長       豊田和男     都市整備部長       加藤 剛     産業活力部長       青井憲治     会計管理者        小谷野幸子     消防長          小澤義昭     選挙管理委員会事務局長  相原美恵子     監査委員事務局長     石川一俊     農業委員会事務局長    斎藤万里子 ---------------------------------    議事日程議事日程第5号                 平成30年9月26日午前10時開議第1 議案の訂正の件(議案第1号)第2 質疑(議案第1号訂正部分)第3 委員会付託省略の件(議案第1号訂正部分)第4 総括審議第5 発議案の審議(発議案第21号~第34号)第6 発議案の審議(発議案第35号)第7 市庁舎整備に関する調査特別委員会中間報告 ---------------------------------          9月26日午前9時58分開議 ○西村幸吉議長 ただいまの出席議員は26名であります。定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。 --------------------------------- △諸般の報告 ○西村幸吉議長 議事に入る前に報告をします。 初めに、総務常任委員長及び福祉常任委員長から陳情審査結果報告書の提出がありました。 お手元に配付したとおりであります。 ○西村幸吉議長 次に、市長から平成29年度主要施策の成果に関する報告書について、一部訂正したい旨の通知があり、その写しを既に配付しておりますので御報告いたします。 ○西村幸吉議長 なお、先日開催されました決算審査特別委員会におきましては、当該訂正箇所を確認の上、審査が行われておりますので、あわせて御報告いたします。 次に、市長から報告第5号専決処分の報告についての提出がありました。 お手元に配付したとおりであります。 ○西村幸吉議長 以上で報告を終わります。 --------------------------------- △議案の訂正の件(議案第1号) ○西村幸吉議長 日程第1、議案の訂正の件を議題とします。 市長から、議案訂正の理由の説明を求めます。 服部友則市長。     (服部友則市長登壇) ◎服部友則市長 皆さん、おはようございます。 私から、議案第1号八千代市手数料条例の一部を改正する条例の制定についての訂正について御説明を申し上げます。 訂正する理由といたしましては、建築基準法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令が、平成30年9月25日、昨日施行されたため、議案第1号八千代市手数料条例の一部を改正する条例の制定について訂正を行いたいとするものでございます。 お手元に配付をいたしました議案の訂正についてをごらんください。 附則第1項施行期日について、「この条例は建築基準法の一部を改正する法律(平成30年法律第67号)附則第1条第2号に掲げる規定の施行の日から施行する」を、「この条例は公布の日から施行する」に改めるものでございます。 以上、議案第1号八千代市手数料条例の一部を改正する条例の制定についての訂正の説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○西村幸吉議長 以上で説明を終わります。 お諮りします。 ただいま説明のあった、議案第1号の訂正を承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○西村幸吉議長 御異議なしと認め、議案第1号の訂正を承認することに決定いたしました。 --------------------------------- △質疑(議案第1号訂正部分) ○西村幸吉議長 日程第2、議案第1号の訂正部分に対する質疑を行います。 通告は省略します。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 ---------------------------------委員会付託省略の件(議案第1号訂正部分) ○西村幸吉議長 日程第3、委員会付託省略の件を議題といたします。 お諮りします。 議案第1号の訂正部分については、特に委員会付託の必要がないと思われるため、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○西村幸吉議長 御異議なしと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。 --------------------------------- △総括審議 ○西村幸吉議長 日程第4、議案第1号から第8号まで、諮問第1号及び第2号並びに請願第3号から第7号までを一括して議題とし、総括審議を行います。 各委員会に付託した案件の審査の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。 初めに、林利彦総務常任委員長。     (林 利彦総務常任委員長登壇、拍手) ◆林利彦総務常任委員長 おはようございます。 平成30年第3回定例会における総務常任委員会の審査経過及び結果について御報告を申し上げます。 まず、議案第6号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第3号)中、本委員会付託部分について主な内容を申し上げます。 第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、交付額の確定に伴い、第10款地方特例交付金を1,410万4,000円増額し、第11款地方交付税を1億2,175万9,000円減額するものであります。 第17款財産収入においては、株式会社ジェイコム千葉及び株式会社ベイエフエムからの株式配当金収入で802万9,000円を増額します。 第19款繰入金においては、9月補正予算に係る財源調整として、1,357万9,000円の増額。第20款繰越金においては、平成29年度決算剰余金の確定に伴い、5億3,047万4,000円の増額。第22款市債においては、交付税算定による発行可能額の確定に伴い、7,140万円を減額するものであります。 歳出では、第2款総務費において、財産管理事業で、旧学校給食センター高津調理場解体工事実施設計業務委託料の追加で738万1,000円の増額。庁舎管理事業で、本庁舎旧館・新館暫定補強工事実施設計業務委託料の追加で2,604万6,000円の増額。営繕事務事業で、契約締結に伴う特定建築物定期点検業務委託料2,031万2,000円を減額するものであります。 また、第4条債務負担行為の補正においては、ちば電子調達システムサービス使用料包括施設管理業務委託及び庁舎総合管理業務委託を追加し、第5条地方債の補正においては、臨時財政対策債について限度額の変更をするものであります。 以下、本案審査における主な質疑について申し上げます。 旧学校給食センター高津調理場の解体後の跡地利活用の方向性について質疑がなされ、これに対し、立地上からも高津団地を含む地域の活性化に向けた活用方法について、各部が連携して取り組んでいきたいとの答弁がありました。 以上、議案第6号中、本委員会付託部分については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定されました。 次に、請願について申し上げます。 まず、請願第3号公団住宅に安心して住み続けられるよう国等に「意見書」の提出を求める請願書については、委員より、市内の公団住宅も家賃が高いことにより空き家が増加しており、居住者が安心して住み続けにくい現状があるとの意見があり、高津団地、村上団地、米本団地など多くの公団住宅を抱える八千代市として、意見書を提出すべきではないかとの意見がありました。 以上、請願第3号公団住宅に安心して住み続けられるよう国等に「意見書」の提出を求める請願書については、採決の結果、賛成者全員にて採択すべきものと決定されました。 次に、請願第6号東葉高速鉄道運賃の引き下げを(株)東葉高速鉄道に求める請願については、委員より、東葉高速鉄道の運賃の引き下げについては市長公約であり、市民の願いでもあるとした上で、市議会が民間企業の経営判断に関することについて意見書を提出することには慎重にならざるを得ず、出資者である市に、東葉高速鉄道との話し合いを求めていくべきではないかとの意見がありました。 以上、請願第6号東葉高速鉄道運賃の引き下げを(株)東葉高速鉄道に求める請願については、採決の結果、賛成者少数にて不採択とすべきものと決定されました。 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。
    西村幸吉議長 次に、菅野文男福祉常任委員長。     (菅野文男福祉常任委員長登壇) ◆菅野文男福祉常任委員長 おはようございます。 福祉常任委員会の報告をさせていただきます。 平成30年第3回定例会において、福祉常任委員会に付託されました案件について、審査経過の概要及び結果を御報告いたします。 本委員会に付託された案件は、条例の一部改正案1件、補正予算案2件、都合3案件でございます。 以下、順を追って御報告します。 初めに、議案第2号八千代市学童保育条例の一部を改正する条例の制定について御報告いたします。 本案は、学童保育所の保育料について、使用料・手数料設定ガイドラインにより算出した金額と現行の金額に乖離が生じていることから、利用者が適正な保育料で学童保育所を利用できるようにするために条例を改正するものです。 以下、主な質疑について申し上げます。 今後の学童保育料の見直し時期について質疑がなされ、これに対し、おおむね3年に1度の間隔で、必要に応じ見直しをしていく旨の答弁がなされました。 以上、議案第2号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第3号)中、本委員会付託部分について御報告いたします。 初めに、歳入では、第15款国庫支出金、第2項国庫補助金において、既存施設のスプリンクラー設備等設備事業補助金の追加分として、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金527万8,000円を追加。 第19款繰入金、第1項特別会計繰入金において、前年度法制化分繰入対象事業費の確定に伴う繰入金返還分として、介護保険事業特別会計繰入金685万6,000円を追加。 第22款市債、第1項市債において、ふれあいプラザのプールなどの改修に係る工事費の追加に伴い、1億6,110万円を追加。また、八千代台保育園改築工事に係る工事費の追加に伴い、1,160万円を増額するものです。 一方、歳出では、第3款民生費、第1項社会福祉費において、知的障害者通所施設第一福祉作業所解体に係る工事請負費等の追加に伴い、2,065万円を増額。 第3款民生費、第2項児童福祉費において、米本児童会館及び米本第二学童保育所の解体に係る工事請負費の追加に伴い、2,917万2,000円を増額。 第4款衛生費、第1項保健衛生費において、小児医療を提供する病院への小児医療運営事業補助金の追加に伴い、5,000万円を増額するものであります。 次に、継続費の補正では、保育園整備事業において、八千代台保育園改築工事に係る平成30年度から平成31年度までの事業費、5億1,249万3,000円を追加。 また、繰越明許費では、ふれあいプラザ維持管理事業において、プール等の改修工事の年度内完了が困難であることから、2億1,481万7,000円を次年度に繰り越すものであります。 以下、主な質疑について申し上げます。 八千代台保育園の開園時期について質疑がなされ、これに対し、実施設計の完成が3カ月延び、改築工事に11カ月の工期を要するなどのことから、全面開園は平成32年4月の予定である旨の答弁がなされました。 また、ふれあいプラザプール等の工事に伴う指定管理者との協定内容の変更について質疑がなされ、これに対し、工事完了後、指定管理料への影響額を精査し、指定管理者指定管理料の見直しについて協議していく旨の答弁がなされました。 以上、議案第6号中、本委員会付託部分については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第7号平成30年度八千代市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告いたします。 初めに、歳入では、前年度分介護保険事業費の確定に伴い、第4款支払基金交付金、第1項支払基金交付金において、介護給付費交付金として1,028万6,000円を追加。また、地域支援事業支援交付金として595万円を追加。 第7款繰入金、第2項基金繰入金において、介護給付費準備基金繰入金4,368万円を増額。 第8款繰越金、第1項繰越金において、前年度決算における剰余金の確定に伴い、1億725万6,000円を追加するものです。 一方、歳出では、第6款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金において、前年度分介護給付費等の確定に伴う国庫及び県支出金並びに支払基金交付金の精算により、1億6,031万6,000円を追加。 第2項繰出金において、前年度法制化分繰入対象事業費の確定に伴う決算剰余金の一般会計への繰出金として、685万6,000円を追加するものです。 以上、議案第7号については、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で、報告を終わります。 ○西村幸吉議長 次に、河野慎一産業都市常任委員長。     (河野慎一産業都市常任委員長登壇、拍手) ◆河野慎一産業都市常任委員長 おはようございます。 平成30年第3回定例会において、産業都市常任委員会に付託されました案件について、審査経過の概要と結果を御報告申し上げます。 本委員会に付託された案件は、条例の一部改正案1件、補正予算案1件、都合2件であります。 以下、順を追って御報告申し上げます。 初めに、議案第1号八千代市手数料条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。 本案は、建築基準法の一部改正に伴い、建築の認定及び許可に係る申請手数料を定める等のため条例を改正するものです。 主な改正内容として、1点目に、建築基準法第43条の改正により、接道規制に関する規定が整備され、第2項第1号に適用除外に係る手続として認定の制度が規定されたことから、認定の申請に対する審査の事務を追加し、申請手数料を1件につき2万7,000円とします。 2点目に、建築基準法第85条において、仮設建築物の存続期間を延長する規定が第6項に追加されたため、仮設建築物の建築の許可の申請に対する審査の事務を追加し、申請手数料を1件につき16万円とします。また、その他の条項整理を行うことが主な改正であります。 以下、主な質疑を申し上げます。 申請手数料設定の根拠について質疑があり、これに対し、建築基準法における同様の事務や、他の条項における審査手数料の審査事務料を参考にし、同等の金額としておりますとの答弁がありました。 以上、議案第1号につきましては、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第3号)中、本委員会付託部分について申し上げます。 初めに、歳出では、第8款土木費のうち、第2項道路橋梁費では、道路台帳整備事業において、麦丸13号線道路改良工事の実施に伴う測量業務のため、委託料を265万7,000円増額。道路橋梁補修事業において、八千代台北2号線ほか3路線の舗装補修の実施のため、工事請負費を6,534万円増額。道路改良事業において、麦丸13号線及び下高野4号線の道路改良のため、工事請負費を6,401万2,000円増額。交通安全施設整備事業において、大和田新田302号線の歩道整備を推進するため、工事請負費2,268万円と補償補填及び賠償金310万円を増額。放置自転車等対策事業において、現行の建築基準法に適合しないブロック塀があるため、八千代台東第2自転車駐車場のブロック塀を改修するほか、勝田台南第2自転車駐車場のブロック塀を撤去し、ネットフェンスに取りかえるため、工事請負費1,965万6,000円を増額するものであります。 第3項河川費では、準用河川高野川改修事業において、次年度に予定している予備設計に必要な地質調査を実施するため、委託料792万8,000円を増額するものであります。 第4項都市計画費では、都市公園管理事業において、水道設備が整備されていない村上第1公園に水飲み場を設置するため、工事請負費等108万6,000円を増額するものであります。 次に、債務負担行為の補正では、市営自転車駐車場LED照明保守管理業務委託について設定するものであり、現在維持管理を行っている自転車駐車場26施設のうち、既に施設照明のLED化を行っている2施設を除く24施設の照明、約1,400灯をLED照明に変更するものであります。 以下、主な質疑について申し上げます。 交通安全施設整備事業における、大和田新田302号線歩道整備工事に係る増額の内容について質疑があり、これに対し、大和田西小学校用地を利用し、歩道を整備する協議が整ったため、延長50メートル、幅員2.5メートルの歩道を整備しますとの答弁がありました。 以上、議案第6号中、本委員会付託部分につきましては、採決の結果、賛成者全員にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、産業都市常任委員会の報告を終わります。 ○西村幸吉議長 次に、伊東幹雄文教安全常任委員長。     (伊東幹雄文教安全常任委員長登壇) ◆伊東幹雄文教安全常任委員長 おはようございます。 私から、9月6日に開催した文教安全常任委員会の審査の経過及び結果について御報告します。 本委員会に付託された案件は、補正予算案2件、請願3件の都合5件であります。 初めに、補正予算案の審査について申し上げます。 議案第6号中、本委員会付託部分及び第8号については、一括して審査を行いました。 歳入歳出予算の補正のうち、歳入では、第15款国庫支出金、第2項国庫補助金において、特別支援児童及び生徒に係る平成30年度新入学学用品費の増額に伴う国庫補助金16万5,000円を増額。 第16款県支出金、第3項県委託金において、オリンピックパラリンピック教育推進事業に係る県委託金10万円を追加。 第22款市債、第1項市債において、旧八千代台東第二小学校校舎等解体工事実施設計業務委託に係る市債1,220万円を追加するものです。 一方、歳出において、第4款衛生費では、第2項清掃費において、衛生センター汚泥焼却設備集塵機維持補修に係る工事請負費896万4,000円を増額。 また、第10款教育費では、第2項小学校費において、特別支援児童に係る平成30年度新入学学用品費15万1,000円を増額。旧八千代台東第二小学校校舎等解体工事実施設計業務委託料1,360万8,000円を追加。第3項中学校費において、特別支援生徒に係る平成30年度新入学学用品費17万9,000円を増額。第5項社会教育費において、ガキ大将の森キャンプ場キャビン撤去等工事請負費ほか、合わせて451万9,000円を追加。第6項保健体育費において、オリンピックパラリンピック教育推進事業に係る経費10万円を追加するものです。 債務負担行為の補正においては、小学校外国語教育指導助手派遣学校給食センター村上調理場調理業務委託、小中学校普通・特別教室等空調設備整備PFI事業実施支援業務委託について、事項、期間及び限度額を定め、地方債の補正においては、小学校施設整備について、旧八千代台東第二小学校校舎等解体工事実施設計業務委託の財源とするため、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 以下、主な質疑について申し上げます。 議案第6号では、ガキ大将の森キャンプ場キャビン撤去等工事について、現状を維持するという意味で、壊したものは補充をするということが普通ではないかとの質疑に対し、ガキ大将の森キャンプ場については、公共施設等総合管理計画において、他の野外体験施設による代替や統合ができないか、廃止を含めた施設のあり方を検討することになっておりますとの答弁がありました。 議案第8号では、小・中学校へのエアコン設置について、1年前倒しして、来年7月までに整備できる可能性はあるのかとの質疑に対し、今後はPFI法に基づく所要の手続を経ながら事業を進めていくわけですが、来年の7月に稼働させるということは、現在想定しているスケジュールでは難しいと考えていますとの答弁があり、また、リース方式でなくPFI手法を選定した理由に関する質疑に対し、子供の命に係るという、その認識は十分持っておりますが、さまざまな手法を検討し、今後の設置及び保守管理面、財政面等も含めまして、総合的に手法を市として判断をしたところですとの答弁がありました。 以上、議案第6号中、本委員会付託部分及び議案第8号については、採決の結果、いずれも可否同数となり、委員長裁決により、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、請願第4号について報告します。 本件は、特別支援学級介助員について、子供たち、保護者が安心して安全な学校生活を送れるよう、介助員が子供たちが学校にいる時間帯に、各クラスに最低1人はいられるようにすることなどを求めるものです。委員から、子供の状況も刻時変わってきますので、定期的にしっかり現場を見ていただいて、あるいは介助員のお声を聞いていただいて、迅速に対応できるような体制を教育委員会としてとっていただきたいなどの発言がありました。 以上、請願第4号につきましては、採決の結果、賛成者全員にて採択すべきものと決定しました。 次に、請願第5号について報告いたします。 本件は、市立小・中学校に2020年度設置予定のエアコンを前倒しして素早い設置を求めるものです。委員から、市民の皆さんの願いも受けとめて、議会としても来年の7月までには実現できるように、大いに頑張っていく必要があるとの発言がありました。 以上、請願第5号については、採決の結果、賛成者全員にて採択すべきものと決定しました。 最後に、請願第7号について御報告します。 本件は、米本団地の小学校をなくさないことを求めるものです。委員から、阿蘇・米本地域における米本団地の再生を含めた活性化において、その中核となる小学校は絶対に確保すべきとの賛成討論や、子供たち・保護者の思いを優先しないと自治会は何のためにあるのかとの反対討論がありました。 以上、請願第7号については、採決の結果、可否同数となり、委員長裁決により不採択とすべきものと決定しました。 以上で、報告を終わります。 ○西村幸吉議長 次に、林利彦決算審査特別委員長。     (林 利彦決算審査特別委員長登壇) ◆林利彦決算審査特別委員長 御報告申し上げます。 9月11日から14日までの4日間にわたり、決算審査特別委員会において行われた決算認定等議案に対する審査について、審査経過の概要と結果を御報告申し上げます。 まず、議案第3号について、決算の概要を申し上げます。 平成29年度は前年度に引き続き、八千代市第4次総合計画後期基本計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた事業の着実な推進を求められたとしております。 また、予算執行に当たっては、安全・安心につながる事業に注力しつつ、市民サービスの維持・向上に努め、八千代市第2次行財政改革大綱後期推進計画及び八千代市財政運営の基本的計画に掲げる財政健全化への取り組みを踏まえて、財政規律に配慮した行財政運営を行ってきたとしております。 具体的に、ハード面では、市庁舎の外壁等改修工事、米本南保育園の耐震改修工事、民間保育園の新設整備に対する補助、障害福祉サービス事業所の整備に対する補助、東消防署庁舎建設に係る実施設計、八千代台西小学校屋上防水改修等工事を初めとした、小・中学校施設整備事業等を実施したほか、将来の負担に備え、庁舎整備基金を積み立てております。 次に、ソフト面では、東葉高速鉄道のラッピング車両運用等、市制施行50周年記念に係る事業、平成30年度からスタートする第5期障害福祉計画の策定、保育士処遇改善に係る民間保育園への補助、まちづくりマネージャーの配置による京成線沿線における市街地活性化事業、住生活基本計画策定に係る基礎調査、そして障害者の就労を支援するためのチャレンジドオフィスやちよの開設等、各部門において重点課題や緊急課題に的確に対応したとしております。 平成29年度決算規模では、一般会計においては、歳入総額555億3,133万3,000円、歳出総額533億3,281万7,000円、実質収支20億7,047万4,000円となっております。 国民健康保険事業特別会計においては、歳入総額209億7,841万1,000円、歳出総額202億827万9,000円。 介護保険事業特別会計においては、歳入総額111億3,415万3,000円、歳出総額109億1,272万8,000円。 墓地事業特別会計においては、歳入総額4,692万1,000円、歳出総額4,685万円。 後期高齢者医療特別会計においては、歳入総額21億4,967万9,000円、歳出総額21億1,503万6,000円となっております。 以下、各部局の審査における委員からの主な意見等について申し上げます。 まず、財務部所管事項では、市税の徴収業務において、現年滞納者への滞納整理強化に努めた結果、平成29年度の徴収率が対前年度比1ポイント増の95.47%となったことから、今後も滞納者の生活状況等を見きわめながら、引き続き徴収率向上による歳入確保に努められたいとの意見があったほか、今後の市税収入の見通しや補助金の整理・合理化等、歳出抑制に向けた取り組み状況などについて質疑がなされました。 次に、総務企画部所管事項では、1点目として、市民活動団体支援交付制度において、平成29年度に行った制度の見直しにより、届け出ができる対象者の範囲が拡大し、届け出件数が大幅に増加した一方、重複届け出によって無効となるケースもふえており、さらなる対策と周知に努められたいとの意見がありました。 2点目として、東葉高速鉄道支援事業において、自立支援委員会等で千葉県、船橋市、本市の3者から国に対し、経営の安定化への要望をしていくとしているが、要望の内容が曖昧であるとの指摘があり、より具体的な提案を求めたいとの意見がありました。 次に、健康福祉部所管事項では、1点目として、障害者等支援タクシー利用助成制度について、制度開始時から利用者が増加しているものの、周知が十分とは言えないため、周知の徹底に努めるとともに、利用券の交付場所を工夫するなどし、より多くの市民が制度を利用できるよう、利便性の向上を図られたいとの要望がございました。 2点目として、シルバー人材センター運営費補助金について、シルバー人材センターにおいて活動拠点の移転を検討している状況であるが、同センターは公的機関であることから、移転に当たっては公共施設内に活動拠点を設けられるよう、財政支援も含めた検討をされたいとの要望がございました。 次に、生涯学習部所管事項では、1点目として、公民館の修繕要望への対応について、老朽化していても公民館を利用する方は多いが、利用者からの修繕要望がなかなか反映できていない状況があることから、予算を拡充し、市民の方がきちんと利用できるよう、維持管理をされたいとの意見がございました。 2点目として、図書館の図書購入費について、中央図書館等の指定管理館に比べ、大和田・八千代台図書館の購入費にかなりの差があることから、大和田・八千代台の図書購入費を増額されたいとの意見がありました。 次に、子ども部所管事項では、1点目として、児童一時預かり事業について、一時的に家庭での保育が困難となった際に利用するサービスであることから、利用希望者が利用できないということのないよう、対象施設をふやすなど、サービスの拡充を検討されたいとの要望がございました。 2点目として、高津児童会館の廃止について、高津児童会館の廃止が計画されていることから、同館の機能移転をスムーズに行うためにも、廃止してから関係部署と協議するのではなく、廃止の検討とあわせ、関係部署と連携をとりながら計画を進められたいとの要望がありました。 次に、安全環境部所管事項では、1点目として、防災行政用無線のデジタル化再整備について、災害はいつ起きるかわからないことから、市の休日等により職員が不在であっても、ふぐあい等のエラーがリアルタイムに担当職員に届くシステムを検討されたいとの意見があり、街頭防犯カメラについても、あわせて検討されたいとの意見がございました。 2点目として、高度処理型浄化槽設置整備事業補助金について、環境をよりよく改善していくためには、補助金の交付申請があった方のみではなく、単独処理浄化槽等を把握している千葉県と連携をとって、高度処理型浄化槽への転換をより一層推進されたいとの意見がありました。 次に、教育委員会所管事項では、1点目として、学校給食の残菜率については、単独給食校よりセンター方式による学校のほうが、全体的な傾向として高くなっているが、給食がつくられてから食べるまでの時間の差などの問題もあることから、課題として分析されたいとの意見がございました。 2点目として、小・中学校における雨漏りやベランダの手すりの劣化等に対して、特に安全面を最優先に補修等を行っているとのことだが、大通りに面している場所などは、景観も含めた学校環境の改善に向けて、計画的に修繕予算を計上されたいとの意見がございました。 次に、産業活力部所管事項では、産業政策事業における第3次産業振興ビジョンについて、基本方針の中で後継者の育成が、農業、工業、商業の分野で共通して掲げられているが、新規創業を目指す意欲的な人材がある一方で、後継者が見つからず、事業の継続が困難となるミスマッチが生じていることから、その解消のための取り組みを進められたいとの要望がありました。 次に、都市整備部所管事項では、市街地整備推進事業における大和田駅北口地区まちづくり事業について、土地所有者を対象にアンケート調査を実施したが、今後はアンケートだけでなく、話し合いの場を提供するなど、地域の方々のニーズを把握し、よりよいまちづくりに向けた方向性を決めるように検討されたいとの意見がございました。 次に、消防本部所管事項では、予防業務事業において、防火対象物は4,231施設中415件、危険物施設は330施設中158件の立入検査を実施しているが、今後も病院や社会福祉施設など、避難が困難な人が多く利用する施設を重点的に立入検査をし、安全を確保されたいとの意見があったほか、消防フェアや普通救命講習会の実施状況などについて質疑がなされました。 次に、特別会計の決算審査における委員からの主な意見及び質疑について申し上げます。 初めに、国民健康保険事業特別会計の審査では、はり・きゅう・あんま・マッサージの施術に対する療養費の支給について、申請者が数回来庁し、提出書類を訂正するといった事例が生じていることから、申請者に対し、記載事項について十分な説明を行う等、手続に係る負担の軽減を図られたいとの指摘のほか、健康増進事業の事業費増加の理由、国民健康保険料の徴収率向上の取り組み等について質疑がなされました。 次に、介護保険事業特別会計の審査では、補助金を交付している介護予防サロンの実施状況の確認、また、補助制度の周知方法等について質疑がなされました。 以上、議案第3号決算認定については、採決の結果、賛成者多数にて原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、議案第4号について、初めに、決算の概要を申し上げます。 営業面において、平成29年度の年間給水量は1,889万8,365立方メートルで、対前年度比1%の増、1日最大給水量は5万5,885立方メートルとなっております。 建設面においては、拡張工事では第3次拡張事業(その2)を実施し、3,094メートルの配水管を布設し、未給水区域の解消と管網の整備に努めており、改良工事では既設の石綿セメント管等の改良工事を1万4,892.8メートル行い、安定供給の向上に努めたとしております。また、水道メーターでは1万1,875個の取りつけ工事を行っております。当年度における配水管等布設延長は3,127.5メートルとなっており、年度末における導水管を含めた管路の総延長は69万9,452.3メートルとなっております。 経理面においては、事業収益総額38億6,971万5,018円、事業費用総額34億3,970万1,584円、当年度純利益4億3,001万3,434円となっております。 資本的収支では、資本的収支総額12億38万1,687円、資本的支出総額29億2,539万991円、差し引き17億2,500万9,304円の不足となっており、この不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額等により補填されております。 次に、未処分利益剰余金10億4,420万5,038円の処分方法については2点あり、1点目は、平成29年度中に実施した減債積立金の使用及び利益積立金の目的外使用により、未処分利益剰余金6億1,419万1,604円を資本金に組み入れるものであります。2点目は、当年度に発生した純利益4億3,001万3,434円について、平成30年度の企業債償還の財源とするため、減債積立金に積み立てるものであります。 以下、委員からの主な意見等について申し上げます。 上下水道事業経営戦略前期実施計画の平成29年度取組状況について、計画どおりではないが、実施したとする4項目と実施できなかったとする1項目について、十分に検証はされていることから、その検証結果を生かし、次年度以降に取り組まれたいとの意見がありました。 以上、議案第4号八千代市水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、採決の結果、賛成者多数にて可決及び認定すべきものと決定しました。 次に、議案第5号について、初めに、決算の概要を申し上げます。 営業面においては、年間汚水量2,023万1,865立方メートルで、対前年度比3.3%の減となっております。 建設面においては、汚水管渠整備事業において、吉橋地区等での整備を進め、汚水管渠980.24メートルを布設して未普及解消に努めており、雨水管渠整備事業において、八千代第1号幹線の浸水対策として、調整池築造工事を平成29年度から30年度までの継続事業として実施しております。また、管渠布設延長は2,001.9メートルで、前年度末における管路の総延長は63万5,587メートルとなっております。 経営面においては、事業収益総額33億1,730万4,478円、事業費用総額31億8,876万7,418円、当年度純利益1億2,853万7,060円となっております。 資本的収支では、資本的収入総額11億3,010万8,573円、資本的支出総額18億4,376万660円、差し引き7億1,365万2,087円の不足となっており、この不足額は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額等により補填されております。 次に、未処分利益剰余金3億1,316万8,122円の処分方法については2点あります。1点目は、平成29年度中に実施した減債積立金の使用により、未処分利益剰余金1億8,463万1,062円を資本金に繰り入れるものであります。2点目は、当年度に発生した純利益1億2,853万7,060円について、平成30年度の企業債償還の財源とするため、減債積立金に積み立てるものであります。 以下、委員からの主な意見等について申し上げます。 1年以内の収支倍率をあらわし、財務の安全性分析に使われる数値である流動比率については、大幅な改善が見られ比較的安定してきているが、純利益の減少については懸念されることから、引き続き数値の動向に注意し、事業を行っていただきたいとの意見がございました。 以上、議案第5号八千代市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、採決の結果、賛成者多数にて可決及び認定すべきものと決定いたしました。 以上、委員からの意見を中心に申し上げましたが、執行機関におかれましては、議会の意を十分尊重していただき、次年度の予算に反映されることを望むものであります。 以上、決算審査特別委員会の報告を終わります。 ○西村幸吉議長 以上で各委員長の報告を終わります。     ------------------------- ○西村幸吉議長 これより、委員長報告に対する質疑を行いますが、質疑に当たっては通告をお願いいたします。 また、質疑終了後、討論、採決を行いますので、あわせて討論の通告をお願いいたします。 11時20分までに発言通告書を提出願います。 この際、暫時休憩いたします。              午前10時59分休憩     -------------------------              午後零時58分開議 ○西村幸吉議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 委員長報告に対する質疑は通告がありませんので、質疑なしと認めます。 以上で、委員長報告に対する質疑を終わります。 --------------------------------- △討論・採決 ○西村幸吉議長 これより、討論、採決を行います。 議案第1号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 採決に当たりまして申し上げます。表決の際は、明確に御起立願います。 これより議案第1号八千代市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 訂正前の本案に対する産業都市常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 議案第2号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第2号八千代市学童保育条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。 本案に対する福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 議案第3号について討論を行います。 堀口議員から通告がありますので、発言を許します。 堀口明子議員。     (堀口明子議員登壇、拍手) ◆堀口明子議員 日本共産党を代表して、議案第3号決算認定についてに対して不認定の立場で討論を行います。 国は、毎年のように社会保障費を削減してきています。自然増の社会保障費も増額せずにいれば地方自治体の負担がふえるのは当然です。 私たち会派日本共産党は、八千代市が地方自治法第1条の2にある、住民の福祉の増進を図ることを基本として役割を担うものとして、社会保障を充実し、市民サービスの向上を行っていたか、また、来年度予算にしっかり反映できるように検討されていたかという立場で決算審査特別委員会にて審査させていただきました。 2017年度は、秋葉前市長の骨格予算から始まり、服部市政の10カ月間です。この間の市長公約については、今年度始まった免許返納制度を実施に向け行ったとあるが、市民の一番の関心であった東葉高速鉄道運賃の値下げなどについては、話し合いの土台もつくられていない。エアコンの設置については、年度末に発表し、完了まで2年半もかかる。さらに、一般会計で17億6,000万円の不用額を出しています。これだけの財源があれば、公立保育園の設置や福祉の向上のために使えたのではと指摘いたします。 しかし、若者の就労支援として、市独自の取り組みや近隣市との取り組みを積極的に行う、また、平和事業として、戦争体験者の語り部を後世に残す取り組み、さらに保育士の処遇改善などは評価できるものです。 それでは、具体的に不認定の理由として、総務企画部では、市庁舎整備について、国の補助金を最大限に活用できる手段の検討が十分にされないまま、建てかえありきの計画を進めてきたこと。 また、予算・決算書の配付を課長クラスに行っていないこと。これは、他部局と連携して事業を進めるなど、市民の要求をしっかり受けとめるためにも、職員の質の向上には必要なこととして配付すべきと再度指摘いたします。 さらに、東葉高速鉄道の問題では、自立支援委員会で繰り上げ償還についての議題に、運賃の値下げを市民が要望していることなど、市の代表として発言できていない点を指摘いたします。 健康福祉部では、福祉的サービスを必要としている市民がふえる中、市営住宅の増設が図られていない。 子ども部では、児童会館の廃止を優先し、子供たちの居場所づくりが後回しにされている点を指摘したいと思います。 生涯学習部では、公民館の維持管理が進まない中の有料化の検討は認められません。 安全環境部では、習志野自衛隊の騒音問題について、市民の安心した生活環境をつくる上で、早朝・夜間の演習をやめてもらうように要求すべきです。登校中の子供たちから、機関銃のような音の中での登校は怖いとの声にしっかりと耳を傾けるべきです。 教育委員会では、学校適正配置検討委員会が、いつの間にか義務教育学校の研修という教育の内容に踏み込んだ検討へとすりかわっていること。さらに、学校給食の残菜率についての認識が的確にされていません。自校給食校とセンター給食校の問題は、防災の視点から見ても研究すべきことではないでしょうか。 その他特別会計では、国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険料についても、福祉の増進という立場から、保険料の値下げを自治体として行っていくべきと指摘して、反対の討論といたします。 ○西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより議案第3号決算認定についてを採決します。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は認定であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第3号は原案のとおり認定されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 議案第4号について討論を行います。 堀口議員から通告がありますので、発言を許します。 堀口明子議員。     (堀口明子議員登壇、拍手) ◆堀口明子議員 日本共産党を代表して、議案第4号、また水道事業の観点から、第5号についても一括して反対の立場で討論を行います。 1号幹線の溢水対策は評価できるものの、以前より指摘していますが、日本共産党は命にかかわる光熱水費については、消費税をかけるべきでないという立場から不認定とします。 また、他の自治体より安価な料金体系であることは評価できるんですが、近隣市でも行っている低所得者世帯への基本料金などの免除制度などが、八千代市では行われていません。試算が出されていて、上水道では900万円、下水道では1,100万円との答弁がありました。こうした試算が出されているのであれば、実施に向けて進めていくべきということを指摘して不認定といたします。 ○西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより議案第4号八千代市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを採決します。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は可決及び認定であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第4号は原案のとおり可決及び認定されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 議案第5号について討論を行います。 先ほど、堀口議員から討論がありましたが、他に通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第5号八千代市公共下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを採決します。 本案に対する決算審査特別委員長の報告は可決及び認定であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第5号は原案のとおり可決及び認定されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 議案第6号について討論を行います。 植田議員から通告がありますので、発言を許します。 植田進議員。     (植田 進議員登壇、拍手) ◆植田進議員 日本共産党を代表して、議案第6号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第3号)について、原案に反対の立場で討論を行います。 今回の補正予算の中には、ふれあいプラザプール等の改修工事等に係る予算が計上されていることは評価できます。 しかし、庁舎管理事業として本庁舎旧館・新館暫定補強工事実施設計業務委託料が含まれていますが、そもそも市庁舎整備に当たって、新たに建てかえるのか、それとも耐震補強を選択するのか、その際、免震工法などの効果はどうか、つまり市庁舎の安全性。さらには、市民の財政負担はどうしたら軽減できるのか、つまり経済性。さらに、市民と職員の安全をいかに確保するのか、緊急性。こういう角度からの検討が本当にされたのか。秋葉前市長のもとで、建てかえありきで進められたこと、さらに服部市長もこの方針を踏襲したことで、今後6年間、市民と職員を耐震不足の市庁舎で危険にさらすことになるのです。 これではまずいと思ったのか、今回の補正予算に市庁舎の柱を補強する工事を進めるという予算が組まれております。しかし、これは市庁舎の耐震性を向上させるものではない、執行部の説明を聞いて驚いたのは私だけではないと思います。 もう1点、手続上の問題で、今回当初計上されていた旧農業研修センターに係る経費が削除されました。これは不動産鑑定に係る経費の取り下げに伴うという説明でありました。しかし、このような事態がどうして起こったのか、事の経過を含めて率直に反省すべきであります。 よって、議案第6号について、原案に反対を表明して討論といたします。 ○西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより議案第6号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第3号)を採決します。 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 議案第7号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより議案第7号平成30年度八千代市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する福祉常任委員長の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 議案第8号について討論を行います。 原議員ほか1名から通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、原弘志議員。     (原 弘志議員登壇、拍手) ◆原弘志議員 会派新・みんなの広場の原弘志です。会派を代表して討論を行います。 議案第8号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第4号)について、文教安全常任委員会では賛否同数でありました。委員長が可決を宣言して可決されましたが、私は反対の立場で討論をいたします。 市は、エアコンの導入に当たってPFI方式に決めました。エアコンの導入が喫緊の課題であると認識し動いたわけであります。 質疑の中でわかったことがあります。本件の担当部署である教育委員会は、他市の導入現場を事前に一度も見ていないことがわかりました。調査と報告書の作成に当たったコンサルタントの提案をうのみにした。そして決めたということがわかりました。これは現場を見ない、汗をかかない、机上の空論で決めたのでありましょう。明らかにこれはコンサル依存症に侵されていると、つまりコンサルタント頼みのことをやっているということですね。 このコンサル依存症、これは市役所に今蔓延しております。職員の業務遂行の指針、PDCAサイクルは一体どこへ行ってしまったのでしょうか。市民の税金をコンサルタントに垂れ流す悪習は改めるべきであります。 市政概要の中で見ますと、市の職員がどのような職員となって市民に奉仕するかという職員像が書かれております。それによりますと、「市民の立場で発想する職員」とありますね。エアコン導入をスピード感でやり遂げる、これが市民の期待する職員像であります。命にかかわると他の議員も口をそろえて言っているわけですから、2年も待てません。来年の夏に間に合わせるのが市民の願いであります。市原市では、来年の夏に間に合わせると新聞報道をされております。 求められる職員像の中で「経費と効果を常に意識する職員」、これもありますね。PFIが最適なのか再検討すべきであります。 常任委員会では、本件が無条件で可決されたわけではありません。賛否同数で賛成派議員も、リース方式等の採用で来夏に間に合わせるように求めております。 以上をもって、私の反対討論といたします。 ○西村幸吉議長 次に、植田進議員。     (植田 進議員登壇、拍手) ◆植田進議員 日本共産党を代表して、議案第8号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第4号)について、原案に反対の立場で討論を行います。 この補正予算は、文教安全常任委員会に付託をされて審査がされました。文教安全常任委員会では、3対3の可否同数で伊東委員長のもとでこれは可決するべきものとされました。 なぜこの原案に反対をするのか。この議案は小・中学校の教室にエアコンを設置するため、PFI事業実施支援業務委託について債務負担行為を設定するものであります。今、保護者の皆さんを初め多くの市民が関心を寄せているのは、災害級の猛暑の中で子供たちの安心・安全のために、来年の夏までには設置してほしいというのが願いであります。 しかし、教育委員会の説明では、どんなに頑張っても再来年の7月までに設置するのが限界だ、限度だと説明をされております。ことしの異常な暑さの中で、各自治体では次々に来年の夏までには設置すると述べておりますし、国も来年夏までの設置を目指して、秋の臨時国会で学校環境改善交付金を増額し対応するとしております。 今、八千代市が進めようとしているPFI事業での設置では、来年の夏までには間に合わないという、これまでの進め方を改めて、新たな手法を検討すべきではないでしょうか。子供たちの安心・安全、健康維持を考えるなら、PFIで間に合わなければ、別の整備手法を求めて転換を目指すべきではないでしょうか。 この後、請願第5号でも、エアコンの来年夏までの前倒し設置というのが出てきますけれども、やはり来年夏までにどうしたらできるのか、このことがきちっと確認される必要があることから、この議案第8号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第4号)については、原案に反対の立場を表明して討論といたします。 ○西村幸吉議長 以上で討論を終わります。 これより議案第8号平成30年度八千代市一般会計補正予算(第4号)を採決します。 本案に対する文教安全常任委員会の報告は可決であります。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 これより、諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決します。 本諮問について、適任である旨答申することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、諮問第1号は適任である旨答申することと決定されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 これより、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決します。 本諮問について、適任である旨答申することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、諮問第2号は適任である旨答申することと決定されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 請願第3号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で、討論を終わります。 これより請願第3号公団住宅に安心して住み続けられるよう国等に「意見書」の提出を求める請願書を採決します。 本件に対する総務常任委員長の報告は採択であります。 本請願に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、請願第3号は採択されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 請願第4号について討論を行います。 高山議員ほか1名から通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、高山敏朗議員。     (高山敏朗議員登壇、拍手) ◆高山敏朗議員 請願第4号特別支援学級の介助員に関する件につきまして、本請願に対して賛成の立場で討論いたします。 請願にあるように、本市の特別支援学級は、担任の先生1名のほかに原則介助員の先生1名を配置しておりますが、介助員の勤務時間が短く、子供たちが学校に滞在している時間全てを勤務できていないという実態があり、子供たちの十分な支援が行えているのかどうかが課題となっていると認識しています。 保護者の方々や介助員の先生、現場からの声は切実です。子供たちは衝動性が強いので、命も守れない危険な状態です。介助員の方が帰ってしまった後の昼休みに、誰も見ていない時間の話を聞くたびに不安で仕方がない。子供の特性だが、先生が自分のことを見てくれていると感じると情緒が安定するが、見てくれていないと感じると、ほかの子に手を出してしまう。介助員の先生がいない時間が不安です。 また、介助員の方からも、子供たちの生活は時間で区切るものではなく、登校から下校までがワンサイクル、教室や子供たちの状態を放って、時間だからといって帰れない。そんな切実な声があります。 こういった皆様の声を受けて、議会でも議論が行われ、今年度から介助員の勤務として、週20時間と週29時間を選択できるようになり、6名の介助員さんが29時間を選択され、一部改善が行われたことは一歩前進であったと思います。 しかしながら、それでも学校によってはいまだ課題の解消にまでは至らず、担任の先生や介助員の先生、保護者が現場で必要以上に御負担いただきカバーしているという現状があるため、本請願に至ったと認識しております。 近隣他市では、介助員の勤務は就労日数や勤務時間を選択可能とし、1日7時間や7.5時間が選択可能となっている自治体があります。本市でも、子供たちが学校にいる間はフルで勤務いただけるように、1日7時間の勤務が可能となるような仕組みをつくってほしい。子供たちの安全を守るために、子供たちや保護者の皆さん、担任の先生、介助員の先生、みんなが笑顔で過ごせる学校環境の改善をしてほしい。それが関係者皆さんの願いだと思います。 今年度実態調査を行うということでしたので、調査の中で、学校ごとの先生や介助員の先生方の状況はもちろんですが、それぞれの子供たちの違いや状況などの実態を十分に御確認いただいて、今後の対応や仕組みづくりにつなげていただくことを、改めて指摘させていただいて、関係者皆さんの願いが実現することを願いまして、本請願に対する賛成の討論といたします。 ○西村幸吉議長 次に、堀口明子議員。     (堀口明子議員登壇、拍手) ◆堀口明子議員 日本共産党を代表して、請願第4号特別支援学級の介助員に関する件について、賛成の立場で討論いたします。 今回、7,000筆に及ぶ署名とともに、保護者の方々からの願いが上げられたことは、市議会を初め、たくさんの方々に特別支援学級について知っていただきたい。そして特別支援学級に通う子供たちを知ってもらいたい。その願いもあったと思います。 特別支援学級の子供たちは大人の手や目が十分に行き届かないと、一瞬で危険な状況になってしまいます。また、保護者にとって介助員の方は、担任の先生に次ぐ子供たちの理解者です。1日を通して介助員が切れ目なく教室にいる環境をつくってほしいとの願いは当然だと思います。 しかし、文教安全常任委員会では、介助員の方の長時間勤務や働き方の選択は既にできているようにしたとの発言がありましたが、長時間働く環境は整えられていないのが現状です。長時間働く方のことしの8月の勤務はなく、社会保障費分を有給消化で済ませていては、これから長時間勤務を選ぶ方はいなくなってしまいます。これまでも介助員の方々のボランティアで支えられているのが現状です。教育委員会はこうした現状を把握すべきと指摘いたします。 さらに、研修についても賃金の出る研修として介助員のスキルアップにつなげていくことで、特別支援学級にお子さんを預ける保護者のよい理解者となってもらえるように、今後計画していくべきだと思います。 この請願に託した7,000人に及ぶ方々の願いを具体化し、進めていくことを教育委員会に求めて、日本共産党の賛成討論といたします。 ○西村幸吉議長 以上で、討論を終わります。 これより請願第4号特別支援学級の介助員に関する件を採決します。 本件に対する文教安全常任委員長の報告は採択であります。 本請願に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、請願第4号は採択されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 請願第5号について討論を行います。 通告がありませんので、討論なしと認めます。 以上で、討論を終わります。 これより請願第5号市内の小・中学校にエアコンの設置を求める請願書を採決します。 本件に対する文教安全常任委員長の報告は採択であります。 本請願に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、請願第5号は採択されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 請願第6号について討論を行います。 高山議員ほか1名から通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、高山敏朗議員。     (高山敏朗議員登壇) ◆高山敏朗議員 請願第6号東葉高速鉄道運賃の引き下げを(株)東葉高速鉄道に求める請願について、この請願に対して反対の立場で討論いたします。 本請願の前半にあるように、東葉高速鉄道の運賃値下げという願意は全面的に賛同するものであります。服部市長が公約で掲げて実現を目指している課題でもあり、多くの市民の悲願とも言うべき課題であると認識しています。 私としても、この運賃値下げを実現するべく議会の中で、市長や行政とともにさまざまに取り組んでおりますし、これからも取り組んでまいります。その上で、請願後半で書かれている、現在の東葉高速鉄道の経営状況に目を向けると、書かれている内容どおり平成29年度決算では、確かに6期連続で50億円を超える営業利益を上げ、8期連続で純利益を確保、過去最高の25.6億円の純利益を上げています。 しかしながら、一方で、請願には書かれておりませんが、依然として2,601億円の長期有利子負債を抱えており、当期未処分損益は739.8億円の赤字、113.8億円の債務超過となっております。また、その経営状態を踏まえて、昨年11月に東葉高速鉄道が公表した長期収支推計によれば、今後の借りかえ金利が毎年0.2%ずつ上昇した場合、626億円ある内部留保金が20年後には7億円まで減少、金利次第で資金ショートするおそれがあるとされています。 債務超過の状態とは、企業が自社の資産を全て売り払っても借金を返しきれない状態のことであり、企業の財務体質としては危機的な状況とされます。上場企業の場合、2年連続で債務超過となった場合には上場廃止となります。 東葉高速鉄道は、現時点で非常に高い運賃ではありますが、それでも本市の発展に資する非常に重要な公共交通機関であることに議論の余地はないかと思います。 本市は東葉高速鉄道に137億円を出資する千葉県、船橋市に次ぐ大株主であります。大株主である本市の議会が、債務超過の会社に経営状態はさておき、運賃収入の減少となる値下げを求めるというのは、資金ショートの可能性を助長しかねず、その場合は出資した137億円が無価値になる可能性があるのと同時に、重要な公共交通機関を失う可能性も全く否定できないというわけではないと思います。 以上の点から、現時点で東葉高速鉄道の存続とともに、運賃値下げを実現するためには、この請願にあるような、東葉高速鉄道に運賃値下げを求めるのではなく、大株主として経営状態のさらなる改善を求めるとともに、東葉高速鉄道とともに、この債務超過の状態の要因である長期有利子負債、これを解消するために国に財政支援を働きかけていくことなど、そういった取り組みがまず必要なことだと指摘させていただきまして、本請願に対する反対の討論といたします。 ○西村幸吉議長 次に、伊原忠議員。     (伊原 忠議員登壇、拍手) ◆伊原忠議員 こんにちは。 請願第6号東葉高速鉄道運賃の引き下げを(株)東葉高速鉄道に求める請願が総務常任委員会では不採択でしたが、日本共産党を代表しまして、請願に賛成の立場で討論します。 皆さんも御存じのとおり、開業の当初から運賃が高過ぎて何とかならないのかと市民から声が寄せられています。6期連続で50億円も超える営業利益を上げて、それが利用者に還元されるのではなくて、有利子負債の返済に消えています。この状況を何とか変えなければなりません。服部市長の公約である運賃の値下げの実現は、見通しが立っていないどころか話し合いの土台さえつくられていません。 そもそも国の指導のもとで、東京周辺の地域の輸送力の増強のために鉄道が敷かれたものであります。その鉄道建設資金調達は、91%が有利子の融資でありました。ところがその直後に建設されたつくばエクスプレスは、逆に95%が無利子融資で建設されたものです。 このように建設融資の違いがいまだに2,600億円もの長期債務を抱え、利用者に高い運賃が押しつけられているのです。このように無利子融資に変える必要があるのではないでしょうか。いつまでも利用者に負担をかけるのは、公共交通のあり方としても問題です。 総務常任委員会で山口議員は、経営に関することに口を出していいのかという発言をしていましたが、株主である八千代市だからこそ、市民の代表として市民の利益を守る立場で、無利子融資の方式に転換することを含めて、運賃引き下げの主張を行うべきです。 日本共産党は、運賃引き下げの署名活動を始めております。八千代緑が丘駅頭では、利用者や高校生たちが列をなして署名をしてくれます。請願は、東葉高速鉄道に運賃を引き下げる事を求める内容です。 この請願は、市民の当然の要望であります。全員の賛成を求めて賛成の討論といたします。 ○西村幸吉議長 以上で、討論を終わります。 これより請願第6号東葉高速鉄道運賃の引き下げを(株)東葉高速鉄道に求める請願を採決します。 本件に対する総務常任委員長の報告は不採択であります。 本請願に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、請願第6号は不採択と決定されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 請願第7号について討論を行います。 高山議員ほか1名から通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、高山敏朗議員。     (高山敏朗議員登壇、拍手) ◆高山敏朗議員 請願第7号米本団地の小学校をなくさないことを求める請願書。この請願に対しまして賛成の立場で討論いたします。 本件に関して、平成27年10月16日に八千代市学校適正配置検討委員会から答申が出されているわけですが、答申では阿蘇小学校、米本小学校、米本南小学校の「3校が統合により、中学校と同様の学校区域をつくりあげることを望む」と、3校統合を望む方針が記載されています。そして続けて、「阿蘇・米本地域小・中学校が未来を見据え,地域特性を十分に生かした小中一貫校「義務教育学校」として新しい教育のひとつのあり方を発信する地域となることを期待したい」と、小中一貫校への期待が記載されています。 つまりここでの方針には、3校統合と小中一貫校の2つの選択肢があるということだと理解しています。 本請願に記載されているように、3校統合ではなく、なぜ小中一貫校なのか。この点については、平成28年10月の総合教育会議の中でも議論が行われておりますが、議事録を見る限り、この会議の中でも十分な理解がなされなかったように感じております。 今回、米本南小学校にお子様が通われている、あるお母さんからお話を伺いましたが、児童数が少なく単学級、しかも同級生は十数人という現状に対して、3校統合については大賛成との御意見でした。しかしながら、小中一貫校については、説明会でも新しい学校をつくる、今までにない9カ年を見通した教育、グローバル化への対応、英語教育などというメリットばかりの説明がなされるが、子供たちの通学距離の問題やスクールバスの問題、跡地活用や小学生、中学生が一緒になることによるさまざまな不安、そういった子供たちの問題、地域の問題に対する真摯な説明や回答、対応が不足している。教育委員会の真摯な、誠実な姿勢があれば納得もできるのにとの御意見でした。 私としては、3校統合は子供たちのことを中心に、市政のさまざまな観点も踏まえてもぜひ進めるべきだと考えていますし、小中一貫校についても否定するというものではありませんし、進めるべきメリットがあるということも認識はしておりますが、当事者である子供たち、保護者の皆様、また地域の方々が納得できる真摯な話し合いが、現時点では不足していると考えます。 これまで平成29年、平成30年の2カ年で22回の説明会を行ってきていると伺っておりますが、それぞれ保護者とか、PTA役員とか、教職員とか、対象を絞った説明会になっており、その中でもさまざまな御意見があったようですが、そういった声に、真摯な、誠実な十分な回答が行われていないのではないでしょうか。 請願に記載のある、地域のことは地域の人が納得できるように話し合いをという視点で、特に子供たち、保護者の皆様、これからその学校にかかわることになる当事者の方々の声を真摯に受けとめ、ある程度の御納得がいただけるような話し合いの場が必要であるという点をもって、本請願の願意は妥当であると指摘をさせていただきまして、本請願に対する賛成討論といたします。 ○西村幸吉議長 次に、伊原忠議員。     (伊原 忠議員登壇、拍手) ◆伊原忠議員 請願第7号米本団地の小学校をなくさないことを求める請願書は、文教安全常任委員会では可否同数により、委員長の伊東幹雄議員が不採択としたために不採択になりました。 私は、日本共産党を代表して、請願に賛成の立場で討論します。 今議会で米本団地に小学校が必要であるという認識があるのかを尋ねたところ、市長は「現状でも米本小学校、米本南小学校があっても人口が減っているわけですよ」と答弁をしました。人口が減っているところに小学校は要らないとでもいうのでしょうか。この発言は、行政の怠慢と無為無策を露呈した極めて無責任な発言であり、到底容認できません。小学校が地域にとって中核的な役割を果たしているという認識が欠けています。 団地の再生のために、小学校を残すことを求めている米本団地自治会や、地域の人の努力を踏みにじるものです。小中一貫校創設など、地域住民の理解が得られない事業は行うべきではありません。 子どもの権利条約には、自分に影響を及ぼす全てのことを自由に意見を表明する権利があり、そしてそれは尊重されるべきものであるとあります。この間に統廃合や小中一貫校問題で、行政は子供たちの声に耳を傾けてきたでしょうか。子供たちは3校の統合は嫌です。小中一貫校には反対です。それぞれの小学校のよいところを学んでから中学生になって交流をすればいいのではないかと言っています。子供の中には体調不良であったり、不登校ぎみの子供たちもいます。でも、地域に学校があれば遅刻しても子供は登校することができます。 教育委員会も市も、子供たちや地域の人たちの実態を全くつかんでいません。今、地域に住み、生活している人たちが、団地の小学校の必要性を実感しているのであり、地域の人たちこそ地域に責任を持っているのです。この声を聞かずに、米本団地の小学校をなくすことは認められません。 この請願に反対するということは、地域の声を無視し、団地の人たちや子供たちの未来について無責任な行動であると言わなければなりません。この請願を深く理解し、きちんと受けとめて賛成していただくことを願い、請願に賛成の討論といたします。 ○西村幸吉議長 以上で、討論を終わります。 これより請願第7号米本団地の小学校をなくさないことを求める請願書を採決します。 本件に対する文教安全常任委員長の報告は不採択であります。 本請願に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、請願第7号は不採択と決定されました。 --------------------------------- △発議案の審議(発議案第21号~第34号) ○西村幸吉議長 日程第5、発議案第21号から第34号までを一括して議題とします。 各発議案の提案理由はお手元に配付したとおりであります。     ------------------------- ○西村幸吉議長 これより一括して質疑を行います。 通告は省略します。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。     ------------------------- ○西村幸吉議長 これより、討論、採決を行います。 討論は通告を省略します。 発議案第21号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第21号市立小中学校へのエアコン設置について早急な対応を求める決議についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、発議案第21号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第22号について討論を行います。 討論はありませんか。 伊原忠議員。     (伊原 忠議員登壇) ◆伊原忠議員 発議案第22号東葉高速鉄道運賃の値下げについて早期の実現を求める決議について、賛成の立場ですが、請願第6号東葉高速鉄道運賃の引き下げを(株)東葉高速鉄道に求める請願が、採択されるべきであったことを指摘して討論をいたします。 日本共産党は、一貫して東葉高速鉄道の運賃値下げを要求して、議会で質問してきました。通学定期券の割引率の一部引き上げを実現させました。しかし、まだまだ市民の要望からはかけ離れています。日本共産党は、運賃引き下げを求める署名に取り組み、賛同者の数は日々ふえております。市長の公約である東葉高速鉄道の運賃の値下げの具体策も見えてきません。 そこで、日本共産党は、市民と一緒に国土交通省に交渉を行いました。東葉高速鉄道は6期連続で50億円を超える営業利益を上げていても、市民負担が解消されない背景には、建設時の有利子の融資の方法に問題があります。ところが、つくばエクスプレスは逆に無利子融資で建設されたので、市民の負担がないのです。そもそも両鉄道も国の指導のもとで、東京周辺の地域の輸送力の増強のために鉄道が敷かれたものなので、国の責任で有利子融資の負債を、つくばエクスプレスと同様に無利子融資にすることを早急に適用すべきと訴えました。 この発議案は、現状では東葉高速鉄道の運賃の値下げ問題について大きな進展は見られないものの、市民からの期待も非常に大きいことから、その実現に向けて、今後積極的な働きかけを促すものであるというだけで、東葉高速自立支援委員会に働きかける提案が不十分です。 株主の八千代市は、市民の要求に沿って、積極的に株主総会で主張するべきと考えます。ところが市民からの運賃引き下げを求める請願を議会で不採択したのでは、議会としては市民に説明できないのではないでしょうか。 なぜ不採択にしたのか、市民の要求を実現する立場ではないかということを指摘し、運賃の値下げの早期実現をするために、積極的な働きかけが必要であることを述べ、討論といたします。 ○西村幸吉議長 他に討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第22号東葉高速鉄道運賃の値下げについて早期の実現を求める決議についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、発議案第22号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第23号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第23号公団住宅に安心して住み続けられるよう求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立全員であります。 したがって、発議案第23号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第24号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第24号児童虐待防止対策の更なる強化を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、発議案第24号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第25号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第25号キャッシュレス社会の実現を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、発議案第25号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第26号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第26号学校施設や通学路におけるブロック塀等の安全性確保を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、発議案第26号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第27号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第27号水道施設の戦略的な老朽化対策を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、発議案第27号は原案のとおり可決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第28号について討論を行います。 討論ありませんか。 伊原忠議員。     (伊原 忠議員登壇、拍手) ◆伊原忠議員 発議案第28号今後の生産緑地指定の解除条件を緩和することを求める意見書について、日本共産党を代表して、反対の立場で討論します。 2015年に都市農業振興基本法が制定されて、農地が宅地化すべきものから、農地として保全するように位置づけが大きく変わりました。それだけ都市における農地の役割機能が見直されてきたのです。農地は、緑の環境、酸素の供給、水害時の保水機能など、そして、観光資源や都市生活に欠かせない多面的な役割を果たしています。 とりわけ生産緑地は減少しているだけに貴重です。2022年から生産緑地の指定の仕方が変わり、10年ごとの更新が可能になったことから、家族農業をする人たちにとって、生産緑地をふやすことも可能になります。 ところが、意見書は適切に管理されていない生産緑地があることを問題にしていますが、農業を発展させる立場で考えて、農業の仕事場として使われる緑地もあるなど、税制上の見直しを含めて対応するべきと考えます。また、時間のかかる後継者問題も含めて、慎重を期すべきものでもあります。 一方的な行政側からの指定解除が行われることも危惧されるので、反対の討論といたします。     (塚本路明議員退場) ○西村幸吉議長 他に討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第28号今後の生産緑地指定の解除条件を緩和することを求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第28号は否決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第29号について討論を行います。 討論ありませんか。 高山敏朗議員。     (高山敏朗議員登壇) ◆高山敏朗議員 発議案第29号核兵器のない世界へ日本の役割を発揮するよう求める意見書について討論させていただきます。 本発議案に対して、賛成の立場で討論いたします。 本発議案にあるように、広島、長崎への原爆投下から72年が経過した、昨年7月の国連の交渉会議で122カ国の賛成により、核兵器禁止条約が採択され、世界は核兵器のない世界へ、歴史の大きな転換点を迎えました。 また、ことし6月に行われた米朝首脳会談では、北朝鮮が朝鮮半島の完全な非核化に取り組むことに合意しました。その後の具体的な行動に関しては微妙な報道もなされているものの、世界は確実に核兵器のない世界へ向けて前に進もうとしています。 今こそ日本政府には世界唯一の被爆国として、そして被爆者の痛みや苦しみを知る唯一の国として、核兵器のない世界へ向けて主導的な役割を発揮することが求められており、本発議案の願意は全く妥当なものであります。 また、本発議案については、以下4点の理由から、八千代市議会にて積極的に取り組むべきものと考えます。 1点目は、本発議案と全く同文の発議案が、3月の千葉市議会において、保守系、革新系を越えて、党派を越えて全会一致で可決されていること。 2点目は、世界7,542都市とともに本市の加盟する平和首長会議では、核保有国を含む全ての国に核兵器禁止条約への加盟を要請、条約の一日も早い発効を求める特別決議を採択していること。 また、3点目は、1,013人の首長が賛同している、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを全ての国に求めるヒバクシャ国際署名に、本市の服部市長も署名を行っており、本市は賛同自治体となっていること。 そして最後に、本市は平和都市宣言を行っております。一部抜粋しますと、「私たち八千代市民は、生命の尊厳を深く認識し、将来にわたって、わが国の非核三原則が堅持されるとともに、平和を脅かす核兵器の廃絶と世界の恒久平和の達成のため努力すること」を宣言しております。 以上4点の理由から、本発議案を八千代市議会として全会一致で可決し、核兵器のない世界へ、八千代市議会もその役割を発揮することを願って、賛成の討論といたします。 ○西村幸吉議長 他に討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第29号核兵器のない世界へ日本の役割を発揮するよう求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第29号は否決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第30号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第30号子供の健康と学習環境を守る学校施設整備予算の増額を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第30号は否決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第31号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第31号被災者生活再建支援法を抜本的に改正するよう求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第31号は否決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第32号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第32号東海第二発電所の運転期間延長を行わないことを求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第32号は否決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第33号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第33号名護市辺野古の米軍新基地建設を即時中止するよう求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第33号は否決されました。     ------------------------- ○西村幸吉議長 発議案第34号について討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第34号「イージス・アショア」配備計画の撤回を求める意見書についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立)
    西村幸吉議長 起立少数であります。 したがって、発議案第34号は否決されました。 --------------------------------- △発議案の審議(発議案第35号) ○西村幸吉議長 日程第6、発議案第35号を議題とします。 地方自治法第117条の規定に該当するため、塚本路明議員の退場を求めます。 本案の提案理由は、お手元に配付したとおりであります。 ○西村幸吉議長 これより質疑を行います。 通告は省略します。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。     ------------------------- ○西村幸吉議長 これより討論を行います。 通告は省略します。 討論ありませんか。 原弘志議員。     (原 弘志議員登壇) ◆原弘志議員 私は、新・みんなの広場を代表しまして、本案に対して賛成の討論を行います。 この提案理由を見ますと、このように書いてあるわけですね。「議員は、市政に関する権限及び責務を深く自覚し、市民全体の奉仕者として市民の信頼に値する高い倫理観を持ち、地方自治の本旨に従い、その使命の達成に努めなければならない。また、議員として市民から負託を受けた立場と職責を十分に認識し、良識をもって市民の模範となるよう行動しなければならない。塚本路明議員は、その職責と立場を十分に認識し、市民の模範となるよう行動しなければならないにもかかわらず、自身の行動により、議会に対する市民の信望を失墜させた。これを受けて議会は、これまで4度にわたり議員辞職勧告決議を可決したところである。しかしながら、塚本路明議員が、いまだその職にとどまっていることは誠に遺憾である。よって、議会は、良識を持った議会運営を図るため、塚本路明議員に辞職を勧告する。」、こうあるわけですね。 ところが、これ、------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- -------------- ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------私は補完説明をして、この発議案の賛成討論といたします。 以上です。 ○西村幸吉議長 他に討論はありませんか。--討論なしと認めます。 以上で討論を終わります。 これより発議案第35号塚本路明議員に対する辞職勧告決議についてを採決します。 本案に賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○西村幸吉議長 起立多数であります。 したがって、発議案第35号は原案のとおり可決されました。 塚本路明議員の入場を許可します。     (塚本路明議員入場) --------------------------------- △市庁舎整備に関する調査特別委員会の中間報告 ○西村幸吉議長 日程第7、市庁舎整備に関する調査特別委員長から、委員会の中間報告を行いたい旨申し出がありましたので、これを許可します。 木下映実市庁舎整備に関する調査特別委員長。     (委員長登壇、拍手) ◆木下映実市庁舎整備に関する調査特別委員長 市庁舎整備に関する調査特別委員会の中間報告として、これまでの経過を御報告申し上げます。 20万都市にふさわしいまちづくりを進めていく上で、その中心拠点となる庁舎のあり方は大変重要であります。そのような中、現在の庁舎は耐震性が不足している状況にあるほか、建物や設備の老朽化に加え、庁舎の狭隘化や分散など、さまざまな課題を抱えております。 これらの課題解決のために、執行機関においては、市庁舎整備の方針を決定したところでありますが、議会としても市民の安全・安心、利便性向上のために調査研究を進めることが必要であると判断したことから、市庁舎整備に関する調査特別委員会を設置し、市庁舎整備基本計画策定への提言を行うこととしました。 本委員会は、これまでに4回会議を開催し、各委員から多くの提案が出され、それらについて協議をしてまいりました。 以下、順を追って御報告いたします。 まず、協議事項として、市民の利便性向上についてを揚げ、その中で市庁舎整備に係る基本的事項と、市庁舎に必要な機能・設備に大きく分け、議論を進め各提案をまとめました。 初めに、市庁舎整備に係る基本的事項については、4つの項目にまとめております。 1点目は、市民参加の取り組みとして、市庁舎整備に当たっては、広報やホームページのほか市民説明会などを活用し、市民に対して市庁舎整備の必要性や財政状況などを十分に説明し理解を得ること。 2点目は、財政への配慮として、市庁舎整備に係る費用については、国庫補助金等の活用や民間活力を活用し、整備費用だけではなく、エネルギーコストなどの維持管理コストについても十分精査し、財政負担を抑えること。 3点目は、防災機能の充実として、建物の耐震性の確保を図るとともに、非常用電源の確保や備蓄機能の充実などを図り、大規模災害時における拠点として整備すること。 4点目は、基本計画の策定として、基本計画の策定については、必要な調査・検討を十分に行うこと。 以上4項目が市庁舎整備に係る基本的事項についての提案となります。 次に、市庁舎に必要な機能・設備についてですが、こちらは7つの項目にまとめております。 1点目は、窓口サービスの充実として、手続等の簡素化や迅速化を進めるため、ワンストップサービス機能等の充実を図ること。 2点目は、情報化機能の充実として、将来的な行政需要の変化や情報化の進展等へ、柔軟に対応できる庁舎とすること。 3点目は、人に優しい市庁舎として、車椅子利用者や障害者、子供連れの方等が、移動に必要なスペースを確保することや、多目的トイレ、授乳スペース等の確保など、バリアフリー化を含めたユニバーサルデザインの徹底により、全ての市民が利用しやすく、わかりやすい機能を備えた市庁舎とすること。 4点目は、市民協働・交流として、多様な市民活動の促進や市民同士の交流、市民と行政の協働でのまちづくりの推進に必要な、多目的に利用できるスペースを設けること。また、市民や職員が気軽に利用できるようなレストラン等を設置すること。 5点目は、防犯機能として、人的警備のほか、職員や関係者の入退室管理システムの導入や、ICT化による情報セキュリティー、個人情報保護のための管理体制を徹底すること。 6点目は、環境への配慮として、自然エネルギーや再生可能資源の利用を考慮し、環境負荷の低減を図ること。 7点目は、機能・効率として、将来の行政需要の変化に対して対応可能なスペースとして整備すること。 以上、7項目が市庁舎に必要な機能・設備についての提案となります。 なお、今後の委員会活動についてですが、市庁舎整備基本計画は今年度中に策定される予定であり、早急な対応が求められることから、今後は、議会機能の向上などについても各提案をまとめ、次回の定例会で最終報告として提言ができるように、調査・研究を進めてまいります。 以上で、市庁舎整備に関する調査特別委員会の中間報告を終わります。 ○西村幸吉議長 以上で、特別委員長の報告を終わります。 この際、暫時休憩をいたします。              午後2時16分休憩     -------------------------              午後4時7分開議 ○西村幸吉議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 --------------------------------- △発言取り消しの件 ○西村幸吉議長 原議員から発言を求められておりますので、これを許可します。 原弘志議員。     (原 弘志議員登壇) ◆原弘志議員 私から、おわびと訂正を申し上げたいと思います。 私が発言した中で、るる述べたんですが、私の述べた中で「---------」から「--------------」というところまでを削除させていただきたい。 それから、「---------------」ということについても、削除させていただきたいと思います。 おわびと御説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○西村幸吉議長 ただいまの原議員の発言の取り消しについて、本人の申し出どおり許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○西村幸吉議長 御異議なしと認め、発言の取り消しを許可することに決定いたしました。 よって、ただいま本人が引用した部分も含め、会議録には掲載しませんので御了承願います。     ------------------------- ○西村幸吉議長 以上で今定例会における案件の審議は全て終了いたしました。 --------------------------------- △閉会 ○西村幸吉議長 これにて平成30年八千代市議会第3回定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。          平成30年9月26日午後4時9分閉会 --------------------------------- △本日の会議に付した事件 1.諸般の報告1.議案の訂正の件(議案第1号)1.質疑(議案第1号訂正部分)1.委員会付託省略の件(議案第1号訂正部分)1.総括審議1.発議案の審議(発議案第21号~第34号)1.発議案の審議(発議案第35号)1.市庁舎整備に関する調査特別委員会の中間報告1.発言取り消しの件1.閉会地方自治法第123条第2項の規定により、署名する。    八千代市議会議長   西村幸吉    八千代市議会副議長  林 隆文   会議録署名議員    八千代市議会議員   木下映実    八千代市議会議員   正田富美恵...